それは、ヴィクトリア女王とその配偶者であるドイツのザクセン・コーブルク家出身のアルバート公の両者はともに庶子であり、アルバート公は、その母とザクセン・コーブルク家の侍従であったユダヤ人のマイヤーンBaron von Mayernとの間に出生した庶子であるという記事です。
マイヤーンは、洗練され、音楽好きで理知的な人物であったそうですが、仮に、この記事の信憑性を認めますと、ヴィクトリアも実の父は、ネイサン・ロスチャイルドというユダヤ人、アルバート公の父もユダヤ人であることになり、19世紀において英王室の血筋が、一挙に、ユダヤ化したことになります(英紙『デイリーメイル』は、ヴィクトリアの実の父は、イギリスの軍人で、ケント公爵家の執事となっていたサー・ジョン・ポンソンビー・コンロイ(英: Sir John Ponsonby Conroy, 1st Baronet, KH、1786年10月21日 - 1854年3月2日)氏であるとしていますが、ヴィクトリア女王の容姿からは、実父であるとは考えられえず、やはり、ネイサン・ロスチャイルド、もしくは、ロスチャイルド家の人物であろうと推測されます)。
そこで、ヴィクトリア女王の母のマリー・ルイーゼとアルバート公の母のルイーゼは、ともにザクセン・コーブルク家の一員であるという共通点があることが注目されてきます。コーブルクにつきましては、本年2月11日付本ブログにて、以下のように述べました。
――
1430年以降、コーブルク市の市章は聖マウリティウスという黒い肌を持つネイティブ・アフリカンの肖像となっております。その由来は不明のようですが、黒人を市の守護神としていることは、イエズス会の黒マリア信仰を想起させます。
また、コーブルクには、1473年に建設された聖ニコラウス礼拝堂(St. Nikolauskapelle)がありますが、1529年からは福音派の礼拝堂、1806年からはカトリックの礼拝堂、1873年から1932年の間はユダヤ教のシナゴーグとして使用されています。この教会はおそらく、シナゴーグに改装されたドイツ唯一の教会であろうと推測されているそうです。
――
このようなコーブルクの歴史的背景から、ヴィクトリアとアルバートの婚姻によって、「黒いユダヤ人」の国際組織、すなわち、イルミナティーによって英王室は、完全に‘乗っ取られた’に等しい状態であったと推測することができます。英王室の事例にも見られるユダヤ人の排他性問題は、今日、世界が抱える様々な問題を考えるにあたり、重要な論点となるかもしれません。
よろしければ、クリックをお願い申し上げます。
(続く)