時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

非嫡出子関連の民法改正もイルミナティーの意図か

今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。ナチス・ドイツが非嫡出子・婚外子政権であった点を考慮しますと、イルミナティーは、非嫡出子・婚外子優遇政策を採ってたのかもしれません。では、イルミナティーが同政策を採る目的はどこにあるのでしょうか。この点、ヴィクトリア女王問題が参考となります。
 
ヴィクトリア女王は、英国史上、はじめてユダヤ人に対して爵位を与えた人物です。さらに、ヴィクトリア時代の特徴として、保守党と自由党が代わる代わるに組閣して政権を担う二大政党体制が挙げられますが、保守党の党首を務めたディズレーリーもユダヤ人でありました。すなわち、ヴィクトリア朝は、英国の内政外交に極めてユダヤ人の影響が強くなってきた時代なのです。その背景には、以下のような事情があったと考えることができます。
 
ヴィクトリア女王婚外子であり、実父は、ネイサン・ロスチャイルドであるという信憑性の高い説があることは、再三にわたって本ブログで扱っておりますが、本年8月16日付本ブログで述べましたように、その配偶者であるザクセンコーブルク=ゴータ公子アルバートAlbert, Prince of Saxe-Coburg-Gotha,1819-1861年)につきましても、英紙『デイリーメイル』のオンライン版によりますと、その母とサクス・コーブルク家の侍従であったユダヤ人のメイヤーンBaron von Mayernとの間に出生した婚外子であるそうです(因みに、ロスチャイルド家の祖はAmschel Mayer Bauerとも名乗った…)。

これらが事実であれば、婚外子を利用することで、英王室は、ほぼ完全に‘ユダヤ化’することができたのです。このように婚外子は、王室・皇室、資産家、名望家などの伝統的な家を‘乗っ取る’に際して効果のある手段であるため、イルミナティーは、秘かに、婚外子を持つことを奨励し、社会的にも婚外子を持ちやすい風潮や制度を広めていったと推測することができます。このように考えますと、昨今の非嫡出子側に有利となる民法の改正も、イルミナティーの謀略であるかもしれません。

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(続く)