階級循環論の「戦士」の国の恐怖:徴兵制復活問題
本日も、古代史・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。軍事部門は、国防におきまして重要なのですが、明日の命もわからぬ状態に置かれる軍人には刹那的となるという欠点があります。ビッグ・ブラザーによって支配された英国ロンドンの街が、その建物のすべてに支え棒が必要なほど崩壊しかけていると描かれている点は、長期的ヴィジョンに欠ける軍事体制がもたらす世界が、如何に悲惨な世界となるのかを物語っていると言えるでしょう。
従いまして、イルミナティーの「蛇鷹輪の思想」をオブラートに包んだラビ・バトラ氏の階級循環論におきまして、“次の世界”の支配者として位置付けられている「戦士(Warrior)」によって構成される世界が、どのような世界となるのかは推して測るべしなのですが、階級循環論におきまして、「戦士(Warrior)」が一般国民として捉えられている点には、注目すべきでしょう。
今日、世界の大部分の国々では、「シビリアン・コントロールCivilian Control」と称されておりますように、非軍人による統治が基本原則とされております。すなわち、「戦士(Warrior)」による統治のまさに逆が、今日にける国際社会の常識なのです。その理由は、社会の軍事体制化を防ぐことにあることは言うまでもありません。
イルミナティーは、こうした現行の「シビリアン・コントロール」から、一般国民の戦士化を伴う「ウォリアーズ・コントロールWarrior’s Control」にシフトせねばならないということになりますので、そのための謀略を既に仕掛けてきていると推測することができるのです。
そこで、昨今、徴兵制の復活が、フランスと日本で唱えられるようになっている点が気になります。フランスではマクロン大統領が、徴兵制の復活を主張しておりますが、本ブログにて以前に指摘いたしましたように、マクロン大統領は、イルミナティーのメンバーである可能性が高く、ゴーン容疑者とも近い関係にあります。日本では、維新の会から推薦されて来年度予算に関する代表質問を行った三浦瑠璃氏が、徴兵制の復活を唱えております。創価学会とも近いという説もある三浦氏も、イルミナティーのメンバーである可能性はあるでしょう。すなわち、イルミナティーに近い人々が、何故か徴兵制の復活を唱え始めているのです。
未来の戦争形態としてミサイル戦争が想定され、徴兵制の意義が失われつつある中での徴兵制の復活には、以下のようなイルミナティーの目的があるのかもしれません。
」に導くための様々な導火線を牽いているようです。この点につきましても、本ブログにて扱ってゆく予定です。
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(続く)