時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

イルミナティーの唱える愛国心には要注意

本日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。『シオンの議定書Protocol of Zion』から、イルミナティーが、世界各国の軍隊を悪用することによって世界支配を達成することを計画していることがわかります。すなわち、世界各国の軍隊を事実上、イルミナティーの傘下に置くという作戦が遂行されており、軍隊の属する国籍は各々違っても、裏では、すべて、「国際イルミナティー軍」というイルミナティーのために働く軍隊ということになります。
 
この問題は、国家が軍人(幹部候補生)・兵卒を募集するに際しまして、大きな混乱が生じる可能性を示唆しております。通常は、人一倍自国への愛国心が強く、自国を護りたいと考えている人々が、軍隊への入隊を希望するからです。従いまして、仮に、軍隊は裏ではイルミナティーと繋がっていることが周知の事実となりますと、愛国心の強い人々は募集には応じず、募集に応じる人々は、イルミナティーのメンバーのみになってしまう可能性すらあります。
 
イルミナティー側から見ますと、このような状態は「国際イルミナティー軍」の兵士の減少を意味しますので、軍人の募集に際しては、国民を騙すという作戦を採ったと推測することができます。すなわち、イルミナティーは、軍隊との繋がりをひた隠しに隠し、世論、あるいは、同調圧力として愛国心を高揚させて、愛国心の高い幹部候補生や兵卒を募集し、彼らが上官からの命令、実は、イルミナティーからの命令に従って、愛国心のもとに一生懸命戦っているのを悪用して、その目的を達成させるという作戦です。第二次世界大戦を例にとりますと、連合国諸国の若者たちと枢軸国諸国の若者たちは、自国の命運と文明の維持のために、よく戦ったのですが、結果を見ますと、イルミナティーの目的の通りに、白いユダヤ人を含む白人系の人々や文明人は減少したのではないでしょうか。
 

このようなイルミナティーの詐欺的作戦があったと仮定いたしますと、第一次世界大戦の際のサラエボの一発の銃声が、第二次世界大戦の際のドイツ軍によるポーランド侵攻が、雪だるま式に世界大の戦争に拡大したことに対して、今日でもその原因がはっきりしていないことを説明している気がいたします。


 

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(続く)