時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

外務省に巣食う大鳳会は国権の簒奪組織

 外務省という行政機関は、国家の統治機構の一機関であり、民主的選挙の結果を受けて構成される政府に従うべき組織でもあります。しかしながら、もし、この組織の中に、私的な集団の目的のために働く人々が内部集団を結成したとしたら、どのようなことが起こるのでしょうか。これは、まったく公的権力の非合法的な簒奪行為に当たるのではないでしょうか。

 我が国の官僚組織が不透明であるという現状は、実際に、こうした事態を招くことになりました。外務省内部には、創価学会のメンバーを会員とする大鳳会という組織が巣食うことになったのです。恐ろしいことに、創価学会は、フランスではカルト指定されている宗教集団であり、信者は、教祖を頂点とした全体主義的な思想で統制されていると言います。公明党の問題もさることながら、官僚組織にまで一宗教団体が出先機関を作ることは、明らかに、公務員倫理に反するとともに、宗教による政治権力の行使を禁じた憲法第20条にも違反する行為でもありましょう。

 排他的で攻撃的な性格を持つ創価学会は、反対者や非難をする者に対して暴力行為や危害を加えるとも聞きます。脅しを手段とすることは政治的テロ行為そのものであり、日本国民は、命を賭しても創価学会のテロに屈しない覚悟が必要となりましょう。日本国の進路を誤らせる大鳳会に、法律に基づいて厳重な処分を与えるべきなのではないでしょうか。