時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

創価学会の皇室利用は禁じて手

 インターネットの情報によりますと、先日、創価学会が発行する聖教新聞の一面に、皇太子ブラジル訪問の写真が掲載され、しかも、創価学会員と共に創価学会主催のマスゲームをも観覧したというのです。これは、一部の宗教団体による皇室利用なのではないでしょうか。

 創価学会が、政教分離の原則に反して、公明党という政党を動かしていることは周知の事実なのですが、それに加えて、皇室をも利用しているとなりますと、これは、聞き捨てならぬことになります。そこで、創価学会の行動パターンを見てみますと、”禁じ手”という共通ワードを見つけることができます。政治への進出しかり、皇室の利用しかりです。その他にも、官界、経済界、教育界、さらには、学問の領域にまで、この”禁じ手”作戦を展開しているようなのです。もちろん、創価学会の目論見は、自己の教団と信者が特権階級になることですから、非学会員の国民にとりましては、これほど不快なことはありません。

 創価学会側の言い分では、100周年記念の行事の一環に日本の美術品の展覧会があり(確か、この展覧会の副題が”武士・・・”とのことなのですが、武士道ほど、創価学会のメンタリティーと正反対のものはありません・・・)、それに、美術館から貸し出しを行ったから、とのことのようですが、マスゲームに至りますと、北朝鮮を想起させ、そら恐ろしくなります。このような催しものを許すほうも許すほうですが、”禁じ手”のオンパレードがまかりとおるようでは、世も末、となりましょう。国民は、皇室利用の対象となっている東宮家を含めて、創価学会に対する監視と批判を緩めてはならないと思うのです。

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