時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

国家戦略局の”教育戦略”とは?

 民主党は、政権発足後において、政府内部に各省庁を統括する「国家戦略局」なる機関を設置する方針とのことです。この機関に関する説明は二転三転し、官庁の”ムダ使い”を監視し、予算の組み替えを行う機関とも、外交、安全保障、産業、財政、教育…などの基本戦略を策定する機関とも伝わります。

 ところで、もし、この「国家戦略局」で民主党が”教育戦略”なるものを煉るとしますと、一体、どのような内容となるのでしょうか。民主党には、日教組を代表する輿石議員の影響力が及んでいることを考えますと、日教組の戦略が、日本国の教育戦略となる可能性が否定できません。たとえば、中国や韓国の歴史観を強要したり、国旗や国歌の軽視が容認されたり、再び悪しき平等主義に戻るかもしれないのです。

 アメリカでは、オバマ大統領の教育現場への登場が、子供達に社会主義思想を植え付けるとして騒ぎとなったようです。日本国でも、特定の思想が、国家戦略として学校を舞台として押し付けられるとしますと、教育への政治介入として大問題となるのではないでしょうか。

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