民主党の陳情制度―利権の亡者が窓口とは

　民主党幹事長の小沢氏は、自民党時代から利権漁りで知られており、西松建設事件からもその一端が伺えます。にもかかわらず、民主党では、陳情制度を変更し、窓口を幹事長に一元化したというのです。

　この民主党の陳情制度、西松建設事件を考えれば、明らかに国民から不信の目で見られて致し方ないと思うのです。何故ならば、民主党の陳情窓口には、汚職疑惑のある人物が座っているですからであり、誰もが、見返りに何を要求されるかと、警戒してしまいます。これでは、陳情する側も、身構えてしまうのではないでしょうか。

　この制度改革は、全ての利権を小沢幹事長に集中させるために行われたとしか、言いようがありません。もし、民主党が、国民からの非難を承知でこの制度を容認しているとしますと、民主党は、利権の亡者への僕であっても、国民のための政党ではないことになるのではないでしょうか。

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