時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

北教組は教育者として恥ずかしくないのか

 最近、日本人は、恥を忘れたという言われることがあります。”恥”とは、あるべき姿から離れてしまったり、規範から逸脱した場合に、良心の呵責が心の中に生まれた時の反省の感情なのかもしれません。ところで、北教組に関する報道を聞いていますと、この組織に加盟している先生方には、”恥”という感情が欠如していることに驚きを覚えるのです。

 教師とは、先を生きる者として、子供たちに社会の規範を示す立場にあります。この規範には、当然に、嘘をつかない、他者を騙さない、誤魔化しをしない、法やルールを守る、責任をとるといった、社会生活を送るためになくてはならない基本的なモラルも含まれています。ところが、北教組の行ってきたことは、尽く基本的なモラルに反しているのです。日教組は、道徳教育に反対してきましたが、これでは、モラルそのものを否定しているようです。古今東西を問わず、モラルの欠如は社会の腐敗と荒廃を招いてきたことを考えますと、学校教育におけるモラルの喪失は、将来において、我が国の社会をリスクに満ちたものとします。

 もし、北教組には、恥も外聞もないということになりますと、国民も、反道徳的な組織から身を守る手段を講じなければならなくなります(拒否権など・・・)。北教組は、原点に立ち戻って、教師としてのあり方を自らに問うてみるべきなのではないかと思うのです。

 よろしければ、クリックをお願い申し上げます。
<A HREF="https://blog.with2.net/link.php?626231">人気ブログランキングへ</A>