時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

欠陥を修正しない民主党政権

 商品に欠陥があった場合、製造した企業は、リコールを行う義務があります。法案は、商品を購入した消費者のみならず、全ての国民に不利益を与える可能性がありますので、その成立に当たっては、充分に安全性を確認することは言うまでもないことです。

 しかしながら、民主党は、如何なる欠陥を指摘されても頑なに耳を塞ぎ、修正の要求を受け入れようとはしません。巨額の予算を施行した結果、財政破綻のリスクが高まり、長期金利の上昇といった事態が発生し、国民生活に悪影響を与えようとも、素知らぬ顔を決め込みそうです。また、子ども手当については、不正受給の危険性などといった問題が数多く指摘されながら、こちらも全く予防策や安全対策を施そうとはしませんでした。

 先日、アメリカでは、喧々諤々の議論の末、医療保険改革が僅差で議会を通過しましたが、それでも、この法案には、多数の賛成を得るために幾度となく修正が繰り返されたそうです。民主党政権の法案の扱い方は、いかにも粗雑で独断的であり、無責任ではないかと思うのです。

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