時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

選挙の有名人頼みは期待薄

 夏の参議院選挙に向けて、各政党とも、選挙の目玉として、スポーツ選手やタレントを揃えるようです。しかしながら、この作戦、期待薄なのではないかと思うのです。

 はなばなしく候補者を打ち上げたものの、各政党とも、有名人擁立作戦により、急激に政党支持率がアップしたということはないようです。むしろ、”支持政党なし”、が増加しているようであり、国民に対しては、”改革者”のイメージを振りまきながら、自らは、全く旧態依然として、党内改革さえできない政党に対して、国民は、いたく失望しているのかもしれません。

 子ども手当や高等学校の授業料無料化といった”ばらまき”政策を実施しても、政権支持率が下がり続けているように、政治家の思惑と国民の意識とには、大きな”ずれ”が生じることがあります。知名度頼りの選挙もまた、この二の舞になるのではないかと思うのです。

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