時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

仙谷官房長官は自国に強面で中国にだけ柳腰

 仙谷官房長官の”柳腰発言”、どう考えましても、媚中外交を自他共に認めた発言なのではないかと思うのです。しかも、柳腰なのは、中国に対してだけであり、肝心の自国に対しては態度が豹変し、強面の無頼漢のようなのです。

 このことは、仙谷官房長官の言葉使いからも伺えます。中国が相手ですと、丁寧な敬語で女言葉のような言い回しをし、自国になりますと、粗野な男言葉になるのです。国内問題において、仙谷官房長官が、反対者とでも粘り強く交渉し、相手の意見に耳を傾け、周囲に対して充分な配慮をしながら物事をすすめたというお話は聞いたためしがありません。強者に阿りながら、弱者に威張り散らす人は、世間から嫌われるのが世の常です。

 小沢前幹事長の大訪中団も大顰蹙を買いましたが、仙谷官房長官のこの発言にも、多くの国民が失望し、呆れたたはずです。自国民を大事にしない内閣の支持率は、今後とも、下がり続けるのではないかと思うのです。

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