千葉景子座長では検察の健全化は無理
民主党政権の人事は、常に国民の常識とは逆です。大阪地検特捜部での捜査資料改竄・隠蔽事件を受けて、「検察のあり方検討会議」が設けられるそうのですが、その座長に、千葉景子氏を据えるというのです。
学生時代に左翼過激派に属し、警察にむかって火炎瓶を投げたとされる経歴からしますと、先日の記事にも書きましたように、検察組織は、氏にとりましては、攻撃すべき”敵”であったはずです。今後、必要となる作業が、組織そのものの”破壊”ではなく、様々な組織の介入により歪み、倫理観も喪失してしまった検察に、本来の機能を”回復”させることであるとしますと、氏は、座長としては相応しくはありません。いわば、破壊者に、破壊の絶好の機会を与えるようなものであるからです。
千葉氏が、先の参議院選挙で落選したことは、有権者の千葉氏に対する不信の現れでもあります。民主党政権は、民意を重く受け止めて、過激な破壊思想の持ち主が司法制度の改革に関わるリスクをもたらしてはならないと思うのです。
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千葉氏が、先の参議院選挙で落選したことは、有権者の千葉氏に対する不信の現れでもあります。民主党政権は、民意を重く受け止めて、過激な破壊思想の持ち主が司法制度の改革に関わるリスクをもたらしてはならないと思うのです。
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