時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

海保保安官の方の実名が報道されない不思議

 先日、尖閣ビデオを公開した海保保安官の方の自筆の文章が公表されました。そこで不思議に感じることは、実名が伏せられていることです。

 公開されている自筆の文章を読みますと、「私、○○は、この度、世間をお騒がせしたこと・・・」と書かれており、文末にも、直筆で署名しています。つまり、本人には、自らの氏名を隠す意図はなく、むしろ、積極的に名乗り出ていることになります。

 となりますと、一体、誰が、実名の公表を控えるように支持したのでしょうか。本人が同意しているならば、マスコミが報じても何らの差し支えはないはずです。実在の海保保安官の実名を、マスコミが、ここまで隠せるとしますと、ビデオの後半部分、あるいは、殉職者の隠蔽もできるのではないかと疑ってしまうのです。

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