時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

ボランティア担当大臣は何も仕事をしていないのでは

 本日の新聞記事に、東日本大震災での被災地でのボランティア活動が、現地での受入体制の問題から、制限せざるを得ない状況に至っているとの記事が掲載されていました。

 菅内閣では、震災の発生後即座にボランティア担当大臣を新設し、初期段階からボランティア体制の整備に乗り出していました。この点は評価できるかもしれないのですが、その後に聞こえてくる評判には芳しいものはなく、むしろ、支援を妨げているとする疑惑までもたれていました。受入体制の問題については、大臣の耳にも既に情報が届いているはずなのですから、連休が始まる前に、手を打つべきであったと思うのです。

 震災から、既に50日余りも経過しているのですから、充分な時間がなかったとも言えないはずです。何も仕事をしない大臣であるならば、ポストの新設は、無意味なのではないでしょうか。

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