時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

政府のサボタージュは許されるのか

 選挙に際しては、何れの候補者も、額に汗しながら、”国民のために働きますので、ぜひ、私を国会に送り出してください”と必至の形相で訴えるものです。しかしながら、いざ、閣僚や議員となると、この言葉は、すっかり頭から消えてしまうようです。

 最近の民主党政権を見ていますと、政府は、まるで自らの仕事をサボタージュしているかのようです。民主党政権の顔ぶれには、長年、労働組合運動に従事していた人々も含まれており、サボタージュは、身近な闘争手段であるのかもしれません。要求が実現するまで、仕事はしないと・・・。それでは、民主党政権は、一体、誰に対して、そうして、何を目的にサボタージュしているのでしょうか。責任を分散させるために、様々な会議などを設置はしても、自らは、仕事らしい仕事はしていないのです。それとも、サボタージュではなく、政治能力が欠如しており、仕事がしたくてもできないのでしょうか。もし、仕事ができないならば、適性がないということなのですから、政権の座を明け渡すべきです。

 考えたくもありませんが、もしかしますと、民主党政権は、日本国民に対して、日本国を混乱に陥れるために、サボタージュしている、ということなのでしょうか・・・。政府のサボタージュとは、国民には見えにくい巧妙な裏切りであり、破壊活動でさえあると思うのです。

 よろしければ、クリックをお願い申し上げます。
<a href="https://blog.with2.net/in.php?626231">人気ブログランキングへ</a>