時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

後継首相候補者の人物評価が必要

 菅首相の退陣表明により、民主党内では、次期首相候補として、多数の若手の名が挙がっています。ところが、若手である故に、国民の多くは、候補者たちが、どのような人物であるのかよく知らないのです。

 知名度の高かった鳩山前首相や菅首相でさえ、首相に就任した途端に、スキャンダルや能力不足が露呈し、国民の失望を買いました。政治の混乱と短期政権が続く原因も、首相就任以前の問題として、身体検査や適性検査が充分ではなかったことを挙げることができます。民主党の政治家の多くは、帰化者やその子孫であるとの指摘もあり、どのような人物であるかも分からないままに、党内の力関係で新たな首相が誕生するとしますと、国民は、再度、政治に不審を抱くことになります。

 同じ誤りを繰り返してはならず、国民に対して候補者たちの情報を充分に公開した上で、次期首相は、その重責に耐えるよう、能力主義に基づいて選ばれるべきと思うのです。

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