時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

小沢氏の”偏狭なナショナリズム”発言の不気味

 昨日、強制起訴された小沢氏が、陸山会事件の初公判で必死の自己弁護を試みたことは、マスコミ各社が報じるところです。小沢氏は、その弁明の中で、”政治の混乱は偏狭なナショナリズムの台頭とテロリズムによって日本の将来は暗澹たるものになる”と訴えていますが、この発言、一体、何を意味しているのでしょうか。

 陸山会事件は、表面的には国内問題なのですから、この文脈において、”偏狭なナショナリズム”という言葉が登場してくることは、極めて不自然なのです。小沢氏の出自については、ネット上では、両親とも、韓国、あるいは、北朝鮮の出身者ではないか、とする憶測が飛び交っています。これまでのところ、確たる証拠は示されていないのですが、この発言の内容を読みますと、小沢氏は、”偏狭なナショナリズム”を絡めていることには、何らかの深層心理が働たらいていると推測されるのです。

 しかも、この”偏狭なナショナリズム”、日本国民のナショナリズムを意味しているとは限らず、あるいは、韓国や北朝鮮の攻撃的で”偏狭なナショナリズム”を意味しているかもしれないのです。小沢氏には闇があるだけに、氏の弁明は、どこか不気味に響くのです。

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