時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

紅白歌合戦出場歌手―国民による投票で選んでは

 NHKは、大晦日に放映される紅白歌合戦を、”国民的な行事”として自負してきました。しかしながら、最近は、視聴率が低下傾向にあるようで、この番組を見ないという国民も増えてきました(実は、私も見ていない…)。この低下傾向の原因が、国民とNHKとの意識や評価のずれにあるならば、国民による投票によって、出場歌手を選んではどうかと思うのです。

 NHKが独断で人選をしたのでは、芸能プロダクションといった外部からの影響もあり、必ずしも、国民が望む歌手が出場するというわけではなくなります。実際に、今年は、3組もの韓流グループが出場するそうですが、韓国政府(ブランド委員会?)の意向があったとなりますと、外国政府からの影響をも受けていることになります。”国民的な行事”であることを望むならば、年代やジャンル別に枠を作り、国民から投票してもらう方が、よほど、その主旨に合っています(組織票を除くために一人一票、または、紅白それぞれ一票)。また、外国人歌手を出場させるならば、その条件を明確にしませんと、不公平ともなりかねません(韓国優遇政策?)。

 NHKは、視聴者の受信料によって運営されているのですから、民放以上に、国民の声に応える義務があります。NHKは、率先して、放送局という存在を民主化しませんと、公共放送としての存在意義が問われることになると思うのです。

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