維新の会は”後出しじゃんけん”?
昨日、大阪市の橋下市長が、国政選挙における維新の会と公明党との連携について言及したと報じられていました。大阪ダブル選挙では、既成政党としては公明党のみ平松氏支持を見送りましたので、水面下では、両者の連携は進んでいたのかもしれません。
その兆候は見られたものの、公明党との関係を隠す形で、ダブル選挙を戦った橋下氏は、やはり、”後出しじゃんけん”の非難は免れないと思うのです。何故ならば、維新の会の候補者に一票を投じた有権者の多くは無党派層であり、橋下氏が”無色”であると信じていたのですから。もちろん、マスコミの囃し方などを観察していますと、氏に何らかのバックが付いていることは、充分に推測はできました。しかしながら、有権者が、少ない情報から公明党との関係を見破ることには無理があります。
政治における”後出しじゃんけん”事件は、この事件に留まりませんが、こうした事件を防止するためには、候補者は、自らの背景を明らかにすべきですし、マスコミもまた、独自に情報収集や調査を行うことで、国民に情報を伝える義務があると思うのです(橋下氏の出自については報じながら、政治的なバックについては黙っていた…)。
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その兆候は見られたものの、公明党との関係を隠す形で、ダブル選挙を戦った橋下氏は、やはり、”後出しじゃんけん”の非難は免れないと思うのです。何故ならば、維新の会の候補者に一票を投じた有権者の多くは無党派層であり、橋下氏が”無色”であると信じていたのですから。もちろん、マスコミの囃し方などを観察していますと、氏に何らかのバックが付いていることは、充分に推測はできました。しかしながら、有権者が、少ない情報から公明党との関係を見破ることには無理があります。
政治における”後出しじゃんけん”事件は、この事件に留まりませんが、こうした事件を防止するためには、候補者は、自らの背景を明らかにすべきですし、マスコミもまた、独自に情報収集や調査を行うことで、国民に情報を伝える義務があると思うのです(橋下氏の出自については報じながら、政治的なバックについては黙っていた…)。
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