時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

NHKは経費削減を

 昨日、NHKクローズアップ現代という番組で、ハリウッドの世界的に著名な監督であるスティーブ・スピルバーグ氏へのインタヴューを放映していました。この番組の最初の方しか見ていませんので、内容については詳しくは分からないのですが、その費用を想像してみますに、NHKは、湯水のごとくに受信料を浪費しているのではないかと不安になるのです。

 スピルバーグ氏ほどの人物ともなりますと、インタヴューの謝礼は、相当なのものであると予測されます。しかも、アメリカに派遣しているNHK特派員ではなく、専属のキャスターを送り込んでいるのですから、その渡航費や滞在費などの費用も加算されているはずです。この番組の放送時間は30分ですので、僅かな時間のために巨額の費用が投じられていることになるのです。大河ドラマも、視聴率が15%以下と低迷しているにも拘わらず、一話に1億円程が費やされているそうです。さらに、専属のアナウンサーを抱えながら、ドキュメンタリー番組などでも芸能人の起用が多く見られ、コスト高の原因は数え切れないほどありそうです(もちろん、給与水準が民間よりも相当に高いことを含めて…)。

 受信料を下げるためにも、NHKは、コスト削減に積極的に取り組むべきですし、視聴率の低さは、自らの存在意義の低下であることを自覚すべきではないかと思うのです。

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