時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

「朝鮮人虐殺記述」-教育では公平で正確な記述を

 横浜市教育委員会が、中学校の副読本として配布している『わかるヨコハマ』の記述を、民団の圧力によって大幅に修正したことが問題となっております。修正された記述では、関東大震災に際して、軍や警察までもが、”朝鮮人虐殺”に加わったことになります。

 ”朝鮮人虐殺事件”については、関東大震災当時、デマではなく、実際に朝鮮人の人々が暴動を起こしたともされており、今日では、一方的な被害者であるとする見方には、疑問も呈されています。また、この事件を記述するならば、戦後において発生した、朝鮮による日本人虐殺事件や土地の不法占領事件なども取り上げなければ、不公平ともなります。こちらの法は、証拠も揃っている確実な事実です。南京事件も含めて、史実として疑義のある問題については、説として紹介するに留めませんと、教育現場において”嘘が事実化”してしまいます。かの国では、”百回言えば、嘘も事実となる”と言う諺があるそうですが、日本国において、教科書に虚偽の記述が掲載されたのでは、この忌わしい諺が実践されてしまうことにもなります。

 日本人を一方的な加害者とする一方で、朝鮮人を被害者として描く教科書や副読本を読んだ生徒達は、誤った認識を植え付けられることになりかねません。教科書や副読本では、努めて公平、かつ、事実に基づく正確な記述を心がけるべきではないかと思うのです。

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