時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

図書館協会は”引き揚げ日本人虐殺事件”を選定図書に

 文部科学省所管の社団法人「日本図書観協会」は、韓国人が執筆した慰安婦本を推奨図書に指定していたことが、問題視されています。慰安婦問題が捏造であることはほぼ判明していますので、こうした公的な協会が、歴史の捏造に加担することは、国民を騙す行為ですし、正直を是とする倫理にも反しています。

 ところで、かつて、アメリカの教科書において、日本人の女性が執筆した引き揚げ時における日本人の惨事を掲載していたところ、韓国側の圧力によって、教科書から外されてしまったという事件がありました。この場合、自らの体験に基づく実話ですので、事実をそのまま書いたことが、日本人に対する加害行為を隠したい韓国側の反発を招いたようです。一方、日本国にあっては、嘘を並べ、日本人を一方的に加害者に仕立て上げた書籍が、あたかも”政府推薦図書”の如くとなっているのですから、全く、酷いお話です。このような不条理なことが、まかり通るようでは、世も末です。

 図書館協会では、「韓国では反日的な意見もあるということを知ってもらうために選定した」と弁解しているそうですが、バランスをとったのであるならば、日本国の側の主張を記した書籍も、推奨図書として指定すべきです。また、引き揚げに際しての日本人虐殺事件こそ(その他にも、国内にあっても韓国・朝鮮人による日本人虐殺事件は発生している…)、国民が広く知るべき歴史の事実なのではないでしょうか。

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