小沢氏が反原発運動に参加する奇妙な光景

　今回の選挙では、政権交代が焦点となった前回の選挙には見られなかった、奇妙な光景を国民は目にすることになりました。故金丸氏の流れを組む利権屋とされた小沢氏が、左翼市民団体が活動の中心となっている反原発運動に参加したというのです。本来ならば、両者は、水と油の関係のはずなのです。

　この奇妙な光景は、氏の選挙地盤とされる岩手県の政治事情からは、全く、説明のつかないことです。岩手県は、東日本大震災の被災地ではあっても、原発事故とは、直接的には関係がありません。氏を反原発運動に駆り立てる動機には、おそらく、選挙地盤とは関係のない、小沢氏の独自のコネクションが働いているのではないかと思うのです。もしかしますと、それは、日本国に脱原発を実行させたい中国かもしれませんし、あるいは、日本未来の党の嘉田代表も、「市民の会」との関係が取り沙汰されておりますので、北朝鮮人脈であるかもしれません。故金丸氏も、北朝鮮から金の延べ棒を受け取っていたともされておりますので、北朝鮮ラインも捨てきれない線です。

　市民団体のメンバーが、小沢氏に握手を求める光景は、どこか演出がかかっており、この点も、共産主義国の影を感じさます。表面は、水と油でありながら、今回の総選挙では、深層において両者を結ぶラインが存在していたことを、小沢氏は、政治生命が危うくなった焦りから、図らずも、国民の前に明らかにしてしまったのではないかと思うのです。

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