時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

日教組から日本の教育を取り戻そう

 松江市教育委員会が「はだしのゲン」を閉架措置とした理由は、一般の住民から、この作品に描かれている過激描写や左翼思想に対する懸念が寄せられたからです。いわば、一般人の常識的な要請にあったのですが、マスコミや左翼勢力の圧力によって、閉架措置は撤回されてしまいました。

 少数の”プロ側”の圧力に屈した形ともなりましたが、国民の多くは、この問題をどのように考えているのでしょうか。閉架措置撤回に勢いづいた日教組の教師たちは、嫌がらせの如くに、この漫画を平和教育の教材に使用することも予想されます。しかしながら、一般の国民が、左翼イデオロギーに染まり、捏造の残虐シーンが描かれている作品を、子供たちにぜひ読んでほしい、と願っているとは思えないのです(被爆体験の学習ならば、映像や証言の方が、はるかに正確では…)。”平和教育”という口実がなければ、”有害図書”に指定されてもおかしくはない作品が、学校で教材として扱われる状態は、異常としか言いようがありません。”平和教育”を理由に、子供たちの心に残虐性を植え付けようとする教師たちは、教育権を私物化しており、子供たちの心を汚染し、一生残る心的外傷さえ与えかねないと思うのです。残虐シーンばかりを見せられて育った子供たちは、果たして、心優しく、思いやりがあり、そして、健やかな心を持った大人に育つのでしょうか。

 作品の心理的影響を考えずに、教材として使おうとする日教組の教師たちは、”平和”を理由に子供たちの心に暴力を振るっているに等しいと思うのです。”教師の暴力”から子供たちを護るために、国民は、日教組から教育を取り戻すべきなのではないでしょうか。

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