時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

対馬の森林は日本国が護ろう

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 本日、産経新聞の一面に、絶滅危惧種であるツシマヤマネコの生息地でもある対馬の森林地が、競売入札に付されるとする記事が掲載されておりました。韓国の事業者も関心を寄せているそうですが、ここは、何としても、日本国が、対馬の森林を護るべきではないかと思うのです。

 李承晩政権時代に、韓国は、竹島のみならず、対馬領有をも宣言しており、未だにこの宣言の撤回はなされていないそうです。つまり、対馬領有の野心は潰えておらず、対馬は、今なおも、韓国の領土的な野心の対象となっているのです(地方議会レベルでも、対馬返還要求決議が成立している…)。こうした事情を考慮しますと、260万平方もの森林地が韓国事業者の手に落ちるとなりますと、韓国による”侵略”の危機がさらに深まります。売却基準価格は、約3400万円とのことですが(対馬市の購入交渉では価格が折り合わなかったらしい…)、この程度の価格であれば、日本国政府の国家予算の予備費からでも工面できるはずです。尖閣諸島のように、寄付を呼びかけることも考えたのですが、入札期間は、8月26日から9月2日まで、ということですので、今からでは間に合わないかもしれません。また、競売にかけられる森林地には、良質の木も群生しており、過去には中国の業者に1本1000万円で売却されたそうですので、中国の業者も入札に参加する可能性があります。

 対馬は、国境に位置する重要な島ですので、外国の事業者によって落札されたのでは、ツシマヤマネコの生息地や景観の破壊のみならず、安全保障上の脅威ともなります。日本国政府には、対馬を護るために、ぜひとも、最善を尽くしていただきたいと思うのです。

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