時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

日本人を狙った生野区通り魔事件ー検察審査会の出番では

 今年の5月22日に、大阪市生野区新今里の住宅地で起きた生野区通り魔事件。昨日、大阪地検は、韓国籍の容疑者を不起訴処分としたと報じられました。この事件、面識のない不特定多数の人を狙った点において”無差別”と表現されていますが、その実、日本人をターゲットにしたことにおいて、日本人に対するヘイト・クライムの最たるものです。

 不起訴の理由は心神喪失なそうですが、精神病に関する医師の精神鑑定ほど、信頼性に乏しい証明書はないそうです。心神喪失を装うことは、至極簡単なことであり、意味不明の言葉を喚いたり、知らぬ存ぜぬで通せば、記憶を失ったようにも装うことができます。韓国では、偽証が日本国の数倍に上るそうですので、容疑者の心神喪失が、仮病である可能性は否定できません。しかも、事件現場では、犯人は、”生粋の日本人か”と確認しているのですから、加害対象の日本人の識別と刃物を準備しての殺傷は、明確な本人の意思の下で行われています。殺傷の意思が確認できるにも拘わらず、責任能力がないと判断した大阪地検の判断には、疑問を抱かざるを得ないのです。不起訴処分となりますと、釈放された容疑者は、このまま、日本国に平然と住み続けることになります。将来において、同様の事件を起こしても、再度、心神喪失で不起訴となることでしょう。日本人を狙う”殺人鬼”が、心神喪失のお墨付きを得て、野に放たれたようなものです。

 大阪地検による不起訴処分は、国民の身の安全に対して、あまりに無責任です。日本人にも自己防衛の権利はあるのですから、検察が動かない以上、ここは、検察審査会の出番なのではないかと思うのです。

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