時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

都議会ヤジ事件に見え隠れする韓国の影

 都議会におけるヤジ事件は、被害を訴えた塩村議員が、外国人特派員協会で会見を開いたことから、外国のメディアにも取り上げられることになりました。この行為は、”売国的”であるとして批判をうけていますが、一連の動きには、”慰安婦問題”の影が見え隠れするのです。
 
 外国人特派員協会での会見の報に接し、多くの人々の脳裏を過ったのは、”日本人男性=女性蔑視”というステレオタイプの宣伝が、”慰安婦強制連行説”を補強する方向に働くのではないか、とする漠然とした不安ではなかったかと思います。塩村議員に対する不信感と不快感の原因は、河野談話検証報告で窮地にある韓国を支援するために、意図的にヤジ事件を利用した疑いにあります(塩村議員は親韓派とのこと・・・)。それ故に、たとえヤジが酷いものであれ、”売国的”と見なされたのです。ところが、この狙い、塩村議員の過去の行状が明るみに出ることで、慰安婦問題と同様の運命を辿ることとなりそうです。何故ならば、韓国と同じく、塩村議員もまた、他者を害する深刻な嘘を吐いた過去があり、元交際相手達から最高で1500万円もの慰謝料を取り立てた過去があるそうです。今回の事件でも、外国人特派員協会で被害を訴える姿は朴槿恵大統領の”告げ口外交”と重なりますし、謝罪に満足せず、告訴まで示唆しています。
 
 外国人特派員は、情報収集のプロですので、日本の週刊誌で既に報じられた塩村議員に関するスキャンダルについても、既に情報を入手していることでしょう。この事件、最後は、やはり”親韓国派”に不利となるのではないかと思うのです。
 
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