時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

日本国の行方を左右する自民党幹事長職

 予定されている内閣改造に伴い、マスコミなどでも自民党の三役についても新たな顔ぶれが取り沙汰されております。
 
 現在、政党支持率からしますと、自民党が一強状態で独走しております。その理由の一つは、中韓に対して一歩も引かない姿勢にあります。国民の多くは、親中・親韓で国を傾けた民主党政権時代に懲りておりますので、保守政党に支持が集まるのも当然と言えば当然のことでもあります。しかしながら、政党の性格というものの、誰がその政党の候補者となり、当選するかによって大きく違ってきます。幹事長とは、選挙の際の責任者でもあり、党内の候補者選定や公認や推薦の如何に影響を及ぼします。このことは、幹事長職に、親中派や親韓派の人物が就任するとしますと、自民党の性格も自ずと中韓寄りに変化することを意味します。
 
 兎角に女性起用の行方に焦点が当てられがちですが、真に懸念すべきは、幹事長候補のスタンスです。お飾りとしての女性起用であれば、その背後にこそ注目すべきです(もっとも、こうした女性起用は全く以って褒められたものではない・・・)。党内人事とはいえ、自民党の幹事長ポストは、日本国の行方を左右するのではないかと思うのです。
 
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