時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

SEALDs最大の弱点-正体を明かせないこと

 一昨日の国会前デモに参加したとされるSEALDs。”一般の学生”を装いながら、共産党系の団体である民青を主力とする説が有力です。

 マスコミ各社の報道を見ますと、SEALDsの背景については組織的背景を示唆する憶測記事もないわけではありませんが、その正体は未だに詳らかにされてはいません。しかしながら、国会前デモの実態が、在日中国人や韓国人を含む労働組合、左翼団体、並びに創価学会といった宗教団体の組織的動員であったことから推測しますと、SEALDsのみが、”政治に目覚めた一般の学生”を中心とした有志の集まりであるはずもありません。宣伝に釣られて参加した学生も中にはいるのでしょうが、背後に左翼系の政治団体が控えているのは確かなようです。そして、背後の存在に気が付かれないように行動する隠蔽体質こそ、SEALDsの最大の弱点でもあります。何故ならば、正体を正直に明かせない団体を信用する人は、殆ど存在しないからです。

 ”正体不明な人や団体には近づかない”とする社会常識がある限り、SEALDsがこれ以上勢力を拡大することは不可能なのではないでしょうか。否、日本国民からの信頼性を勝ち得るために、正体を明かした途端、組織が瓦解するかもしれないのですから。

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