時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

カジノを合法化は「赤い竜red dragon」の計画?

本日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。インターネット上の情報によりますと、与党は28日、カジノを合法化する「統合型リゾート(IR)整備推進法案」(カジノ法案)を30日にも衆院で審議入りさせる方針を固めたそうです。
 
しかしながら、カジノ、すなわち、賭け事の合法化は、「赤い竜red dragon」の‘人のメンタリティー改造計画’による人類の凶暴化に繋がるように思われます。金銭を伴う賭け事は、刑法によって禁止されている「賭博」でもあります。「賭博」が禁止されている理由は、人間の理性を狂わせるものであり、賭け事に狂って自らの人生を破綻させたり、また、本人のみならず、その家族に留まらず、他の人々にも被害を与える可能性があるからです。
 

アガサ・クリスティー推理小説を原作とした『名探偵ポワロ』という英国において人気を博したTVドラマシリーズがありますが、このシリーズの中に、『消えた炭鉱The LostMine』とう作品があります。この作品の中に、カジノなどが集中しているロンドンの一角が登場します。事件の舞台となったのは、「赤い竜Red Dragon」という名の中国人経営のカジノ・クラブであり、隠し扉を開けると地下に通じる階段を下りると、そこにはアヘン窟が設けられていたのです。”赤い竜”という名の中華系カジノはドラマのフィクションに過ぎませんが、現実にも、こうした犯罪の巣窟でもあるカジノは、世界各地に存在していたことでしょう。


理性を狂わす世界、これこそ「赤い竜red dragon」の‘人のメンタリティー改造計画’の目指す恐竜時代のような世界なのではないでしょうか。カジノ法案については、犯罪対策も講じられるとされていますが、賭博が犯罪組織と結びつくのは世の常です。カジノ法案を進めているのは、自民党の中でも、特に中国共産党政府に近い二階幹事長であるということです。カジノ法案には、日本にも魔界窟をつくろうという隠された計画にも見えてくる気がいたします。


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(続く)