時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

ヒトラーを描いたチャップリンの『独裁者』は実話か

  今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。ヒトラー政権の中枢部が、親イルミナティー・親黒いユダヤPro-Semitismの人物たちによってなぜかくも容易に固められることになったのか、その謎をめぐりましては、1)ナチス政権の中枢部がイルミナティーに乗っ取られた、2)最初から、ナチス政権の中枢部はイルミナティーのメンバーによって構成されていた、という2つの方向から考えてみる必要があるようです。本日は、まずは、1)ナチス政権の中枢部がイルミナティーに乗っ取られた可能性について考えてみることにしましょう。
 
ヒトラーをめぐりましては、数度にわたる暗殺未遂事件が発生しております(未遂事件は、実に40回にも及ぶそうです)。このような未遂事件の一つにおいて、ヒトラーは、絶命しており、イルミナティーのメンバーがヒトラーの‘成り済まし’となって政権内の人事権を掌握し、ヒトラー政権を乗っ取ったと考えることができます。このような推測は、以下の点から補うことができます。
 
1)ヒトラーの身長をめぐっては、ヒトラー25歳の1914年のザルツブルクでの徴兵検査で175cmと記されているため、これが正確な数字であると見られている。ところがヒトラー56歳の1945年の遺体検証の際に、「推定163cmほど」と記録されている。病の影響で萎縮したとされているが、別人であった可能性も示唆される。
 
2)ヒトラーは、症状が進むと身長が縮むパーキンソン病であったのではないか、とも推測されているが、1940年代のヒトラーの映像や写真からはパーキンソン病特有の症状は見られない。
 
3)「チーム○○」や‘成り済まし’は、イルミナティーの常套手段である。
 

これらの3点から、ヒトラーが、ある時点からイルミナティーのメンバーすり替えられていた可能性は、強ち否定できないかもしれません。このように考えますと、チャールズ・チャップリン主演の『独裁者』という映画は、チャップリンが‘ユダヤ人’であったことを踏まえますと、あるいは実話であったのかもしれません。『独裁者』は、ヒトラーをモデルとした主人公の独裁者の‘独裁者’ぶりをコミカルに皮肉ったコメディーであり、その独裁者が、いわゆる‘普通のおじさん’とすり替かわってしまうことによって起こる喜劇的状況を描いております。一方、現実の歴史は、すり替わった人物が第二次世界大戦を激化させ、多くの人々の命を奪う極悪人中の極悪人であったのかもしれないのです。


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(続く)