時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

ゴーン容疑者は逃亡したのか?:変装事件はイルミナティーの謀略か?

本日も、古代史・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。昨日、東京拘置所から保釈されたゴーン容疑者の姿にあっけにとられた方々も多かったのではないでしょうか。
 
ルノー社と日産の会長を務め、その経営手腕におきましてカリスマ的人物として世界的にも知られていたゴーン容疑者は、その華々しい経歴に対する矜持やプライドなどまったく持たないかのように、野球帽を眼深に被り、囚人服のようにも見える繋ぎの建設作業服をまとい、マスクで顔を覆うという明らかに変装した姿で、報道陣の前に現れたからです。
 
では、なぜ、このような服装に変装したのでしょうか。憶測の域は出ませんが、本ブログにて再三にわたり指摘しておりますように、ゴーン容疑者がイルミナティーのメンバーである可能性が高い点を踏まえますと、逃亡するためであったと考えることはできます。
 
まず、ゴーン容疑者を迎えるためのシルバー色のスズキのワゴン車が、脚立を車の屋根に乗せるなど、明らかに建設業者を装っていたことが注目されます。このことから、変装は、ゴーン容疑者の単独案ではなく、弁護士チームとゴーン容疑者が共謀して、変装計画を実行したことは確かであると言うことができます。何らかの理由から、拘置所から出てくる人物がゴーン容疑者であることが報道陣にわからないようにするためであったと推測することができるでしょう。
 
では、なぜ、報道陣を所謂“煙に巻く”必要があったのでしょうか。仮に、ゴーン容疑者が、自らの無罪に自信があったといたしますと、紳士然ときちんとしたスーツをまとい、身だしなみを整えて、堂々と拘置所から出てきた方が、よほど、メディアに対しまして、自らの無罪を印象付けることができたはずです。にもかかわらず、唖然とするような変装を行ったことは、ゴーン容疑者自身が、いくら否認いたしましても、検察側の捜査・調査によって証拠が固められており、有罪がほぼ確定していたからなのではないか、と推測することができるのです。すなわち、後ろめたさが、ゴーン容疑者の変装の理由の一つと言えるでしょう。
 
このような推測は、弘中弁護士が、有罪者を無罪に持ち込むことでよく知られる弁護士であることによっても補われます。ゴーン容疑者は、有罪となるであろうことを悟った時点で弁護士を替えて、有罪者を無罪にするという評判の弘中弁護士を起用したと推測することができるのです。
 
そして、ここからが、変装の真の理由となるかもしれません。向後開かれる裁判におきまして、弘中弁護士をしても、ゴーン容疑者を無罪にすることは困難であり、実刑有罪判決が下り、収監・服役となる可能性が極めて高いと、ゴーン容疑者と弁護団チームは判断するようになっていたと考えることができます。
 
そこでゴーン容疑者と弁護団チームがその対応策として考えたのが、身代わりを立てての海外逃亡計画であったのかもしれません。仮に、シルバー色のスズキのワゴン車に乗り込んだのがゴーン容疑者であることに皆が気づかれなければ、このワゴン車を追跡する報道陣は皆無なはずです。所謂“おとり”である弁護団の黒いワゴン車に報道陣が注目している間、すなわち、時間稼ぎの間、ゴーン容疑者を乗せたシルバー色のスズキのワゴン車は、手際良くどこへともなく消えてしまった、ということになります。
 
実際に、あまりに突然の出来事でしたので、シルバー色のスズキのワゴン車がどこへ向かったのか、最後まで追跡した報道機関や公的機関は存在しなかったのではないでしょうか。そして、その数時間後、ゴーン容疑者らしき人物が、弘中弁護士の事務所に現れているそうです。
 
この人物が、本当にゴーン容疑者自身であるのか、否か、それは、今後、ゴーン容疑者として、マスコミの前や裁判所の法廷に現れてくることになる人物が、ゴーン容疑者と同一人物であるのかを確かめなければわかりませんが、詐欺や騙し、替え玉を常套手段としてきたイルミナティーが、世界史上に起こしてきた数々の謀略事件簿を踏まえますと、あながちありえないことではない気がするのです。

 
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(続く)