時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

『刑事フォイル』が暴くイルミナティーによる戦後の食糧・物資難作戦

本日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。英国ドラマ『刑事フォイル』は、英国における戦後の食糧・物資難、闇市、闇業者による英国経済の掌握、闇業者の政界・官界への進出、闇業者と警察との癒着、そして、闇業者とソ連邦との秘かなる繋がりの問題を描いているのですが、この問題が、そのままそっくり、日本にも当てはまることには、注目すべきであるのかもしれません。
 
それは、偶然にして同じような状況が生じたのではなく、少なからず、英日独におきましては、イルミナティーによって意図的・計画的に構造的に造られた状況である可能性を指摘することができるからです。すなわち、イルミナティーこそ、闇業者の正体である可能性があるのです。
 
イルミナティーの戦術の特徴は、敵味方双方の政権中枢にそのメンバーを送り込み、どちらが勝っても負けても、イルミナティーの計画目標が達成されるように仕組むというものです。従いまして、第二次世界大戦後、イルミナティーは、イルミナティーにとって都合のよう、政治・行政・経済構造を、戦勝国の英国と敗戦国の日本とドイツに構築しようとしたと推測することができるのです。
 
その計画とは、かつて、ナチス・ドイツがオランダの非セファルディー系の人々に対して行った飢餓作戦にも通じる作戦であり、英日独に対しては、戦後にあっても食糧・物資難を引き起こして配給制を維持させ、文明人を非文明化・動物化・家畜化させるとともに、闇業によって、イルミナティーのメンバーのみが「大金持ち」となる計画であったと考えることができます。英国では、1946年に社会主義インターナショナルが結成され、社会主義化5か年計画が発表されており、共産主義化による配給制の維持が計画されていたようです。この点が、『刑事フォイル』が闇業者とソ連邦との繋がりを描いた理由なのでしょう(ドラマでは、逮捕された闇業者のホワイトの罪状は、ソ連邦と通じたことによる国家反逆罪)。第一次世界大戦第二次世界大戦後も、まだ、地球上には文明人が多く残っておりますので、こうした文明人を絶滅させるか、もしくは、家畜化するために、イルミナティーは、意図的に食糧・物資難の状況を作り出したと推測することができるのです。
 
この計画は、1947年のマーシャルプランの発表と、翌48年におけるその実施機関であるヨーロッパ経済協力機構(OEEC)の結成によって頓挫したと推測することができますが、仮に、この状態が永続的に続いた場合、恐ろしいことに、あたかも家畜のように、人々は、政府から配給される最小限の食糧と物資のみで生きることとなり、文明や洗練されたヨーロッパや日本の文化は消滅していたのかもしれないのです。
 

これまでのところ、ヨーロッパや日本は、イルミナティーによる非文明化・動物化・家畜化計画を免れているようですが、イルミナティーは、あの手この手で次なる作戦を実行中であるようですので、まだまだ油断は禁物であると言えるでしょう。


 

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(続く)