時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

イルミナティーの介在の解明によって世界大戦の謎は解ける?

 西暦1776年の結成以降、イルミナティーは、世界の王室・皇室、金融界、政界・官界、経済界、マスコミ、軍事部門といったように、要所要所に影響力を及ぼしており、世界支配計画を推し進めていたと仮定いたしますと、イルミナティーの影響力、第一次・第二次世界大戦の原因は、解明されえるかもしれません。

 

 これまで第一次・第二次世界大戦の発生原因は、世界各国の利害関係の対立と軍事同盟の結成による連鎖反応にあると説明される傾向にありました。具体的には、英仏に遅れをとっていた後進的産業革命国であったドイツの利権拡大への動きと、サラエボの一発の銃声として知られるオーストリア皇太子暗殺事件に端を発した英仏露軍事同盟側(連合国)と独奥伊軍事同盟側(同盟側)との連鎖的相互武力行使が、第一次世界大戦をもたらしたと説明されてきたと言えるでしょう。

 

 しかしながら、世界各国の王室・皇室、金融界、政界・官界、経済界、マスコミ、軍事部門に入り込んでいたイルミナティーのメンバーが、イルミナティーの中枢からの命令を受けて結託して、人類の非文明化・動物化・家畜化を目的として、人類を第一次世界大戦に導いていたと考えることはできます。

 

 第一次世界大戦の結果から見ますと、この戦争におきまして、近代兵器(戦車などの他に生物・化学兵器)の開発とその使用によって、ヨーロッパ人の減少がもたらされ、特に、ノーブルオブリイジュを持つような品性の高い真の貴族・ジェントルマン層が大きな人的被害を受けることになりました。さらに、戦闘への恐怖から兵士や市民の間で麻薬が蔓延し、物資不足から社会・共産主義運動が活発化し、軍隊においては慰安婦が横行するようになったのですが、これらの利権は、イルミナティーにあったのではないか、と考えることができます。イルミナティーを構成するイエズス会(フランシスコ派)、ロスチャイルド家、サスーン家などの「黒いユダヤ人」は、ゲットーにおきまして奴隷や麻薬の売買や慰安所の経営に従事し、また、社会・共産主義勢力を育てていたとされておりますので、イルミナティーにとりまして、都合のよい社会が、世界大戦によってもたらされていたと推測することができるのです。

 

 すなわち、イルミナティーは、全世界のメンバーを動員して、人類の非文明化・動物化・家畜化をともなう世界支配という明確な目的を持って、第一次世界大戦を起こしたのではないか、と推測することができるのです。

 

(続き)