時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

環境少女トゥンベリさんの背後にソロス氏?

 グレタ・トゥンベリさんとは、全世界の政府系年金基金を「ESG投資」に向けさせるために、誰もが関心のある環境問題を悪用し、最後には、“消えた年金”とさせてしまうためにイルミナティーから派遣された“セイレーン”であるのかもしれない可能性を、9月24日付本ブログにて指摘いたしましたが、昨日、読者の方が、「グレタ・トゥンベリさんは、投資家のジョージ・ソロス氏の孫とする噂がある」と、コメントとしてくださいました。

 

 そこで、ソロス氏についてWikipediaで調べて見ますと、凡そ以下のような人物であるようです。

 

 「ジョージ・ソロス(英: George Soros、1930年8月12日[1] - )は、ハンガリーブダペスト生まれのハンガリーユダヤ人の投資家、慈善家。 ハンガリー名はショロシュ・ジェルジ(Soros György)。「イングランド銀行を潰した男」(The Man Who Broke the Bank of England)の異名を取る」、「投資家および慈善家であると同時に、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで哲学の博士号を得た哲学者であり、自由主義的な政治運動家、政治経済に関する評論家としても広く認められている。自身を「国境なき政治家("stateless statesman")」と称す。」

 

 ソロス氏は、ハンガリーユダヤ人ですので、イルミナティーのメンバーである可能性が高いと言うことができます。仮に、氏がモンゴル系黒いユダヤ人であれば、同じくモンゴル系黒いユダヤ人であると推測されるロスチャイルド家と近い関係にあるのかもしれません。そして、「イングランド銀行を潰した男」という異名を取るほど、極めて大規模な資金を動かす投資家であり、しかも、「国境なき政治家("stateless statesman")」と称されておりますように、思想的に国家という単位を嫌う人物であるようです。

 

 フランスにおける昨今の暴動の原因が年金問題にありますように、そして、昨今の内閣改造の焦点が年金制度問題の解決にありますように、そもそも年金問題は、すべての国民にかかわってくる重大な問題です。いわずもがな、その理由は、人間は加齢とともに体力・気力・記憶力などが衰えるものであり、誰でもが就労者とはないりえない時期を迎えることになるからです。こうしたことから、各国ともに年金制度をつくるようになったわけです。

 

 年金制度は、二十歳以上の現役就労者が、自らが高齢となった際に年金を受け取れるという条件のもとで、納付金を納めて高齢の現役受給者の年金を支えるという信頼関係にもとづいており、その信頼関係に保障を与えているのが政府であると言うことができます。このような信頼が無ければ、20歳から定年退職するまでの数十年間にわたって年金を納付し続ける人はいないとも言えるでしょう。こうした長期的視点に立った互助扶助的制度の維持には、国民意識の強さが求められるため、民族を単位とした国民国家体系におきましてより効果的に機能して来たと言えるでしょう。

 

 このように考えますと、年金制度の崩壊は、国民国家体系の崩壊にも繋がり、ソロス氏の思想に適った世界が到来することをも意味しております。環境少女グレタ・トゥンベリさんの活動は、まさにソロス氏の意向に沿ったものであり、ソロス氏の孫とする説には信憑性があるのかもしれません。将来、ソロス氏に、「年金を潰した男」(The Man Who Broke Pension)」という異名を取らせることがないよう、各国政府とも、リスクの高い「ESG投資」に対しましては、極めて慎重であるべきであると言えるでしょう。

 

(続く)