時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

イルミナティ―におけるシフ家の影響力問題:米国大統領選挙不正問題の背景を推理

 米国大統領選挙不正問題をめぐり、昨年末、得票数を管理するサーバーが設置されていたフランクフルトにて米軍とCIAとの間で銃撃戦があったとする情報が、インターネット上で流れておりました。真偽のほどは不明なのですが、米軍とCIAという米国の2つの国家機関同士が、銃撃戦を行うという異常な事態は、なぜ発生したのか、そして、その場所は、なぜドイツのフランクフルトであったのか、この点に、米国大統領選挙不正問題の真相が見え隠れしているのではないでしょうか。

 

 フランクフルトと言いますと、大きなユダヤ人ゲットーがあった場所です。フランクフルト出身のユダヤ人と言いますと、金融財閥を築くとともに、国際政治におけるフィクサーでもあるロスチャイルド家がまずもってよく知られております。Wikipediaによりますと、ロスチャイルド家躍進の契機をつくったアムシェル・ロスチャイルドは、「1743年か1744年(1744年説の方が有力)の2月23日、神聖ローマ帝国帝国自由都市フランクフルトのゲットーにユダヤ人商人アムシェル・モーゼスの第二子(長男)として生まれた。当時フランクフルト・ユダヤ人に家名はなかったが、自称や呼称の家名はあった。彼の家は家名を「ハーン」もしくは「バウアー」と名乗っていたが、一時期、「赤い表札(ロートシルト)」の付いた家で暮らしたため、「ロートシルト」という家名でも呼ばれた。マイヤーはこれを自分の家名として使っていくことにな」ったそうです(「ハーンKhan」という家名が示唆するように、モンゴル系黒ユダヤ人であった可能性が極めて高い)。

 

 そして、フランクフルトのゲットーには、もう一家、国際政治に影響力を持つ家がありました。それが、シフ家です。シフ家は、ロスチャイルド家の隣家で、「緑の表札(グリューネシルト)」が付いていたために、緑をその象徴的な色として用いております。シフ家は、日ロ戦争において、日本側に資金援助したことでも知られ、明治以降のいわゆる“皇室?”とも親しい関係にあります。

 

 ここで、日露戦争における対立の構図を概観してみますと、シフ家のスタンスが見えてまいります。

 

 まず、第一に、ロシア皇帝のニコライ2世とユダヤ人(黒いユダヤ人)との対立関係を挙げることができます。ニコライ2世は、ユダヤ人嫌いとしても知られておりました。当初は、親日・知日であったニコライは、来日して明治天皇と対面した際に「ヨーロッパにいるユダヤ人(黒ユダヤ人)のようだ」という印象を持ち、大津事件のこともあって、たいへんな日本嫌いとなったそうです。このことが、日露戦争の原因ともなったとされております。

 

 第二に、「法治主義 VS 武力主義」の対立を挙げることができます。ニコライ2世は、国際紛争を武力を用いずして解決するための国際機関として仲裁裁判所を設置させましたように、法治主義の擁護者でもありました。一方、昨今、中国共産党政権が、この仲裁裁判所の判決に従っておりませんように、共産・社会主義勢力は、武力主義であると言うことができます。ロシア革命が起こり、ニコライ2世がボルシェビキ政権によって銃殺された点は、「法治主義 VS 武力主義」の対立の根深さを示しているのです。そして、当時の日本の立場はどうであったのか、と言いますと、ロシア国内の共産・社会主義勢力を密かに支援していたとされております(レーニンは、モンゴル系ユダヤ人)。

 

 第三に、「健全な社会 VS 退廃的・非道徳的社会」の対立構造におきまして、ニコライは健全な社会側に立ち、中産階級を擁護したことでも知られております。一方、当時の日本は、明治天皇の一夫多妻をはじめとした数々の事例に示されますように、退廃的・非道徳的社会でもありました(昭和天皇は、このような腐敗的・非道徳的社会を是正しようとしていたと考えられる)。シフ家が、醜聞ともなったようないわゆる“皇族”たちの外遊をアレンジしたことは、よく知られております。

 

 第四に、「文明 VS 非文明」の対立構造を挙げることができます。日露戦争の立役者とされる秋山兄弟の少なからず兄の方は、「持ち物は、お茶碗一つでよい」というような思想の持主であったようです。チンギス・ハンも、生涯にわたりシャツ2枚しか持たなかったとされるように、両者には、文明に対する関心が低いという特徴があり、むしろその関心は、‘征服’といった権力欲・支配欲が満たされるか否か向かっていたと考えることができます。

 

 これらの4点から、武力主義、退廃・非道徳主義、非文明主義のシフ家は、日本国を軍事的に利用して、法治主義、健全な社会派、文明主義側を消滅させようとしたと推測することができるのです。

 

 シフ家と“皇室?”との繋がりは強いこともあり、このように考えますと、シフ家の国際社会、そして、特に日本への影響は、危険であると言えます。仮に、本当に、銃撃戦があったのであれば、フランクフルトの銃撃戦は、米国大統領選挙の得票数の集計サーバーが、“ゲットー”に設置されていることを意味しており、シフ家(「赤い表札」のロスチャイルド家、黄色によって象徴されているとされる中国・朝鮮系ユダヤ勢力も加わっている?)が、その集計数をいかようにでも改ざんすることができる可能性を示唆しているのです。