人類がタイムマシーンを発明できないことの意味
SF小説やSF映画などにおいて、タイムマシーンが登場し、主人公などは、しばしば過去にタイムスリップします。では、人類はタイムマシーンを発明することはできるのでしょうか。
答えは否です。仮に、人類が将来タイムマシーンを発明できていたのならば、とっくの昔に、「未来からやってまいりました」という人があってもおかしくはないからです。すなわち、現在に至るまで、未来からやってきた人と出会った人が皆無であることは、人類はタイムマシーンを発明しえないことを明白に示しているのです。
その理由は、現代物理学の理論として、時空を曲げることができるとされていることに間違えがあり、正しくは時空を曲げることができないことにあります。空間(スペース)を意味する「S」の概念に問題があることによって、数式に間違えが発生しているのです。空間(スペース)は、何によっても表現できないがゆえに、実際には、いかなる“時間の経過”も数式化し得ておらず、現実には過去に戻ることはできないのです。すなわち、時間は不可逆性を持っているのです。
人類がタイムマシーンを発明できないことは、科学万能主義に警鐘を鳴らしています。すなわち、地球環境問題も含めて科学技術がすべてを解決すると期待することは間違えであるということになるのです。本年1月13日付本ブログにて「技術革新への過信は危険:リスクの高い投資」として、菅政権が2050年までに、「二酸化炭素排出量ゼロ」を実現させるべく、日本企業の保有する預金の240兆円のすべてをクリーンエネルギー関連の投資に向かわせようとしている問題を扱いました。科学技術万能への過信は危険であり、仮に、2050年までに、「二酸化炭素排出量ゼロ」を実現させようとすれば、地球環境は急速に悪化することとなり、空には飛行機が皆無の状態となると推測されるのです。すなわち、2050年までに、「二酸化炭素排出量ゼロ」を実現させようといたしますと、地球環境や経済は壊滅的な状況となると予測されるのです。
時間は、不可逆性を持っております。取返しがつかないがゆえに、「間違った治療法や処方箋」には十分気を付けなければなりません。昨今の癌治療におきましては、患者の体質などあらゆる分析を経てから、その治療法を決めるそうですが、地球についても同じであると言えます。「間違った治療法や処方箋」は、回復するどころか死期を早めるのですから。
ましてや、人類の非文明化・動物化・滅亡を目的として活動しているイルミナティ―のつくった「治療法や処方箋」が正しいわけはありません。日本企業は、くれぐれも、政府、否、その背後にあるイルミナティ―によって“身ぐるみをはがされないように”、安易な投資には気を付けねばならないでしょう。