時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

イルミナティ―門閥にとってのみ都合の良い世界とは

 イルミナティ―は、二酸化炭素排出量ゼロ社会の実現、移民受け入れの推進、デジタル化、BLM運動(黒人至上主義)、スポーツ振興、ヒッピーやコスプレを含む退廃文化の拡散などをその主な活動内容としていると考えることができます。

 

二酸化炭素ゼロ社会の実現は間違った治療法や処方箋である点において、移民の受け入れ政策は先進国における教育レベルの低い人々や非文明人の増加による民主主義制度の崩壊を目的としている点において、デジタル化は不正選挙などの電子機器を用いたあらゆる不正行為を容易とする点において、BLM運動(黒人至上主義)は非黒人を二級市民として下位に置く点において、スポーツ振興は人類を動物化させる点において、退廃文化は人々から理性や知性を奪う点において、まさに人類の非文明化・動物化・滅亡という目的に適ったイルミナティ―の活動であると言えるでしょう。

 

 では、イルミナティ―は、なぜ、人類の非文明化・動物化・滅亡を望んでいるのでしょうか。その理由は、イルミナティ―のメンバーは、文明を嫌い、人間と動物を同等視しているにもかかわらず、現実の世界は、文明を称賛、謳歌し、人間と動物を峻別していることにあると推測することができます。すなわち、現実の世界は、イルミナティ―のメンバーにとりまして、不都合な世界であるのです。イルミナティ―は、自己中心主義の人々の集団ですので、そこで、現実に自らを適応させるのではなく、現実の世界を自らの望む世界に変えようと考えているようなのです。

 

 特に、先進諸国は、イルミナティ―にとって最も不都合な世界です。既に十分に文明化している先進諸国には、教育水準や民度も高く、順法精神を持ち、人間と動物を峻別し、イルミナティ―の詐欺的手法を見抜くことができる知性的で理性的な人々が多くあるからです(先進諸国には、イルミナティ―を軽蔑している人々も多いのでは)。一方、教育レヴェルも民度も低く、人間と動物を峻別せず、独裁体制を受け入れやすい体質にある発展途上国は、イルミナティ―にとりまして、都合のよい世界であり、イルミナティ―は、願わくば、先進諸国を滅ぼし、残った発展途上国を思い通りに支配したいのでしょう。

 

 このことから、イルミナティ―は、現在、二酸化炭素排出量ゼロ社会の実現、移民受け入れの推進、デジタル化、BLM運動(黒人至上主義)、スポーツ振興、ヒッピーやコスプレを含む退廃文化の拡散を進めており、先進諸国は、強まるその攻撃に悩まされていると言うことができます。イルミナティ―の都合の良い世界とは、イルミナティ―のこうした思想以外の思想が排除・禁止された世界であるからです。

 

すなわち、イルミナティ―は、偽善を弄して、特に先進諸国の人々に対して、「二酸化炭素排出量ゼロの原始社会で我慢せよ」、「文明が発展するような高い学識や技術は習得するな」、「不正には目を瞑れ」、「黒人を敬え(イルミナティ―のメンバーと推測されるオバマ夫妻、ハリス氏、マークル氏など、イルミナティ―のメンバーには、黒人の血をひく人々が多い?)」、「IQの高い人よりも身体能力の高い人を重視せよ」、「社会を個々の健全な家庭の集合として成り立たせるのではなく、動物的群れ集団として成り立たせよ(社会・共産・全体主義化)」と迫っているのです。

 

イルミナティ―は、婚姻・姻戚関係などを通じて形成されている門閥(財閥?)であるとも言うことができます。この門閥の思想、すなわち、悪魔崇拝とも言えるマルクート教に適った都合の良い世界とは、マルクート教以外の自由思想をいっさい排除した世界ですので、イルミナティ―の計画には、断固、抵抗すべきなのです。