時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

新型コロナ対策としてワクチンではなく治療薬こそ開発すべき

 新型コロナウイルス対策として、各国政府は、国民に対してワクチン接種の必要性を訴え、国民全員に対してワクチン接種を求めております。しかしながら、ワクチンを接種したくないという人々が大半を占めておりますように、国民皆ワクチン接種には、以下のような致命的な問題があります。

 

 第一に、サーズやエイズに対するワクチンが未だに開発されておりませんように、医学的に新型コロナウイルスという人の免疫機能に取り付くウイルスに対するワクチン開発は途上にあることです。数年前、中国におきまして、エイズワクチンに感染しないように遺伝子操作された子供が出生して、世界的な非難を浴びましたが、遺伝子操作までしなければならないという点は、免疫機能に取り付くウイルスに感染しないようにすることが、医学的に如何に困難であるのかを示唆しているのです。

 

 人体には、サイトカインストームという死に至るような免疫機能の暴走による機能不全という問題がありますので、そう簡単には人の免疫機能と一体となってしまったウイルスの問題を解決することはできないということになるのです。サーズやエイズのワクチンが開発されていないのに、なぜ、新型コロナウイルスワクチンだけが開発されえたのか、この点に関する政府による説明が、まったくなされていない現状におきまして、国民に対してワクチンの接種を求めましても、国民が応じるわけはないのではないでしょうか。

 

 第二に、ワクチン陰謀説にも信憑性が認められることが挙げられます。ワクチン接種を推進しているのは、「ディープ・ステート」とも称されている人々であるとされております。この点は、私が現在取り組んでおります研究テーマと関連してまいります。2060/2061年に、『聖書』「黙示録The Revelation」の最後の審判の日が来るという「ニュートンの預言」があります。万有引力で有名な物理学者・数学者であったアイザック・ニュートンが、聖書研究、歴史研究、宇宙物理学から導き出した結論なのですが、この預言によりますと、あとおよそ40年後に人類は、悪魔の支配、シナゴーク オブ サタンSynagogue of Satanから解放されることになります。しかし、その前に、人類は仏教でいうなれば、末法に近い状態に陥るとされ、人口減少が起こるとされております。ワクチン陰謀説における首謀者、すなわち、ワクチン接種を推進しているとされる集団は、シナゴーク オブ サタンSynagogue of Satan、「ディープ・ステート(おそらくはイルミナティ―のこと)」であるとされておりますので、このような預言の存在を考えますと、ワクチンが人類の人口減少に利用されるのではないか、という不安があることになるのです。ワクチンには、接種者がむしろ無症状保菌者となって他の人々に新型ウイルスを感染させて感染を大幅に拡大させるリスク、寿命や生殖に関わる大きな副作用が生じるリスクがあり、人口の大幅な減少をもたらす可能性があるのです。ワクチン接種の目的は、感染者を減らし、社会・経済活動を回復させることにあるのですが、むしろ、結果は逆となり、事態は悪化することになるかもしれないのです。

 

 特に、経済的にワクチン調達が可能な先進諸国において被害は大きくなると推測されるのですが、本年2月10日付本ブログにて「ルミナティ―門閥にとってのみ都合の良い世界とは」と題しまして述べましたように、先進諸国は、イルミナティ―にとって最も不都合な世界です。イルミナティ―は、願わくば、先進諸国を滅ぼし、残った発展途上国を思い通りに支配したいと考えているようですので、先進諸国におけるワクチン接種による人口減は、イルミナティ―の目的に適っていることになるのです。

 

 このように考えますと、ワクチン接種を拒否する人々が多数を占めることは当然であり、新型コロナウイルス対策としては、例えばインフルエンザにはタミフルなどがありますように、やはり治療薬と治療法の開発が重要であると考えることができます。臨床的に、新型コロナウイルスに効く既存の治療薬もあるようですので、こうした治療薬のレベルアップ、もしくは、新薬の開発こそ急ぐべき課題なのではないでしょうか。