時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

東京オリンピックは中止もしくは無観客とすべきでは

 昨日、新型コロナウイルス対策としてワクチン接種が始まりましたが、この問題は、東京オリンピック開催問題とも直結していると考えられます。政府(菅政権)は、国民皆接種という状態において開催させようと計画していた可能性が高いからです。すなわち、海外に対しては「選手や観客、取材陣の皆さまは、安心して日本にいらしてください。日本国民は、皆ワクチンを接種しておりますので、日本において感染することはありませんから。」と説明し、日本国民に対しましては、「海外から保菌者が入国しても、皆さんはワクチンを接種しておりますので大丈夫です。」と説明して、東京オリンピックを開催させようとしていたのではないか、と推測されるのです(ただし、日本国民皆ワクチン接種でも、会場などにおける来日者同士の感染はありえる)。

 

 しかしながら、本ブログにて再三にわたって指摘しておりますように、ワクチンにはあまりに大きなリスクがあります。効果無し、重症化を防ぐだけ(むしろ無症状感染者を増やし、感染者を拡大させることになる)、変異ウイルスに対する脆弱性(接種者が、変異ウイルスに感染するとむしろ重症化するとも)、5年後や数10年後における副作用の発症(癌の発生など)、マイクロチップの混入、大量虐殺物質の混入など、さまざまなリスクがあるのです。昨日始まったワクチン接種におきましても、ワクチン接種に同意しなかった医療従事者も多かったのではないでしょうか。

 

 このことは、東京オリンピックを従来通りに開催することが、もはや困難であることを示しております。選択肢は、開催中止か、無観客開催か、ということになるのです。仮に、ワクチン接種無しで、世界レベルにおけまして、感染が終息するという‘奇跡’が起こったといたしますと、従来型の開催は可能かもしれません。しかし、それは、新型コロナウイルスが、人工ウイルスであったことの証明になるのかもしれません。人工ウイルスは、代替わりにおいて弱毒化するそうですし、人工ウイルスであれば、その作り手は、ウイルス駆除の方法も既に開発しているかもしれないのですから。