時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

日韓関係の修復とは?

 韓国における朴大統領政権の誕生は、日韓関係の修復のチャンスと見られているようです。しかしながら、日韓関係の修復とは、一体、何を意味するのでしょうか。

 日韓関係悪化の原因は、李政権における対日政策にあったことは確かなことです。(1)”慰安婦問題”に関連した賠償請求(2)竹島上陸(3)天皇侮辱発言(4)ICJへの共同提訴拒否(5)政府ぐるみの韓流の押し付け…など、韓国側の問題行動は枚挙に遑がありません。加えて、日本国内でも、(1)朝鮮進駐軍の暴虐(2)半島引き揚げ時の日本人虐殺(3)在日韓国・朝鮮人の犯罪、パチンコ、通名問題…(4)マスコミ支配…などが明るみに出たことで、韓国に対するイメージは一気に悪化することになりました。これらの理由は、何れも韓国側に問題があり、日韓関係の修復には、竹島の不法占拠や”慰安婦”の捏造など、韓国側が、過去の非を反省し、日本国に対して善処する必要があることを示しています(竹島からの撤退など…)。

 にも拘らず、日本側から特使を派遣して、日韓関係の修復を申し入れるとしますと、立場が逆なのではないかと思うのです。悪化要因の元である韓国こそ、日本国に対して、謝罪を申し入れる立場にあるはずです。”日韓関係修復”の美名の下で、韓国の横暴が許され、かつ、韓国優遇策が継続されることに対して、国民の多くは、反対しているのではないでしょうか。

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