時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

最後の審判の日と移民問題との関連-非人道的思想の蔓延

本日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。本ブログにて、進化論の観点から、再三にわたり、「野獣型人類 beast human」と「神様志向型人類god(goddess)-minded human」とが、この地球上に併存しており、この問題は、最後の審判の日と関連してくることになる、と述べてまいりました。この問題は、ここ数日にわたって扱ってまいりましたイスラム教や社会共産主義思想が持つ、上下関係を容認して、その‘上’に位置付けられることを理想視する思想と、‘国民個々人の基本的権利を相互に尊重した社会の実現’を理想視する思想とが相いれない点と関連がある、と言うことができます。
 
「野獣型人類 beast human」とは、『聖書』におきまして、「野獣beasts」、「赤い竜the red dragon」、「偽預言者false prophet」と表現されておりますように、そのメンタリティーにおきまして、動物的な特徴、爬虫類(恐竜)的な特徴を有している人々のことです。このような人々は、「①オスのチンパンジーにとって、群れにおける序列が、人生ならぬ‘さる生’のすべてとなっている」、「② 他者から略奪して配る猿が、‘偉い猿’である」という類人猿の特徴を有している、と言うことができます。
 
序列が、人生ならぬ‘さる生’のすべてである群れのボス猿は、‘発展development’、‘開発cultivation’、‘洗練sophistication’、‘改良improvement・改善reformation’よりも、自らの地位の維持を優先させること、そして、掠奪が容易に行えるよう、社会が、無秩序で、治安維持機能の低下した‘狩場’となることを望むことになります。序列第二位や序列第三位のオス猿も同様です。
 
このように考えますと、イスラム教や社会共産主義思想が持つ、上下関係を容認して、その‘上’に位置付けられることを理想視する思想は、「野獣型人類 beast human」の思想に近い、ということになります。
 
「神様志向型人類god (goddess)-minded human」の人々の社会は、性善説にもとづき、すべての人類は、「神様志向型人類god (goddess)-minded human」であると想定した社会システムを構築している傾向にありますので、こうした、「野獣型人類 beast human」が、移民として、「神様志向型人類god(goddess)-minded human」の国民が多数を占めている国々に流入してまいりますと、昨日、述べたような危機が発生することになるのです。
 
すなわち、「野獣型人類 beast human」と「神様志向型人類god(goddess)-minded human」の人々が、それぞれの居住地域で、別個に存在している間は、さほど大きな問題とならないのでしょうが、昨今の移民推進政策と結びついた新グローバリズムの拡大、世界規模の大量難民の発生によって、非人道的な思想が世界大でその影響力を増し、人類の存続を危ぶませるほどの深刻な問題となっているのです。

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(続く)