時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

日英同盟の背後にあったネオ・ユダヤ組織

 本日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。日露戦争の背景として、1902年に締結された日英同盟にも注目して見る必要があるようです。本ブログにて、再三にわたって述べてまいりましたように、ヴィクトリア女王以降、英国の王室、並びに、政財界には、ロスチャイルド家を中心としたネオ・ユダヤ組織が影響力を増大させてまいります。憶測の域は出ませんが、日英同盟の成立の背景にも、ネオ・ユダヤ人組織の世界戦略を垣間見ることができるかもしれません。
 
幕末、坂本竜馬は、「日本国は○○○の支配下に入る」といった趣旨の文書を、幕府・薩長連盟の双方に、幕府・薩長連立政権構想として提案したとされております。この「○○○」の3文字に、どのような文字が入るのか、それは不明なのですが、あるいは、ネオ・ユダヤ人組織を意味している可能性があります。この「○○○」問題によって、坂本竜馬は暗殺されたとする説がありますように、幕末史を考える上で、この文書は重要であるかもしれないのです。
 
すなわち、日英同盟とは、実質的に、日本国とネオ・ユダヤ組織との連携協定のような内容であったと考えることができるのです。ニコライ皇太子は、訪日した際に、日本の近代‘皇室’が、ネオ・ユダヤ組織と密接な関係にあることに気付いたのでしょう。ニコライ皇太子を襲った人物の苗字が「津田」であることも気になります。「津田」は、「チューダー」、すなわち英王室(英チューダー朝)を暗示しているのではないでしょうか。極東におけるヘゲモニーをめぐり、日本を舞台に、反ネオ・ユダヤ組織とネオ・ユダヤ組織との間で、暗闘が繰り広げられていた、ということになります。

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(続く)