時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

満州鉄道もイルミナティーの謀略か

  今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。ここ数日、イルミナティーの薬物中毒蔓延政策について扱っておりますが、読者の方から、ミャンマーと同様に満州国が麻薬栽培地域であったとのご指摘をいただきました。
 
泰緬鉄道の建設と麻薬栽培地域における輸送路の確保の関係を踏まえますと、満州鉄道The South Manchuria Railwayの建設も同じ目的において、イルミナティーによってその建設が計画されていた可能性が浮かび上がってまいります。満州鉄道は、そもそもロシアが建設した東清鉄道を引き継いだものであり、日露戦争でロシアが敗北した後の190595日、ポーツマス条約により長春以南の南満洲支線は日本に譲渡され南満州鉄道(満鉄)となりました。
 
そこで、満州鉄道は、大連と満州国の首都であった新京(現・長春)を繋ぐ路線として開業しております。満州鉄道とイルミナティーとの関連は、以下の点において推測できるかもしれません。
 
(1)Wikipediaによると満州鉄道の初代社長の後藤新平フリーメイソンであった。フリーメイソンは、イルミナティーに乗っ取られるようになっているため、後藤はイルミナティーであったと考えられる。
 
(2)後藤は「満鉄十年計画」を策定し、ロンドンでの社債の発行によって2億円を調達、これらの事業の原資としており、ロンドンがイルミナティーの拠点であることから、イルミナティー系金融機関が、社債を引き受けていた可能性がある。
 
(3)イルミナティーと大連との関連については、本ブログにて再三にわたり指摘しているが、大連は、当時世界有数の貿易港であり、ロシア領時代からフリーメイソンイルミナティー)の大きなロッジがあった。
 
(4)大連を起点として、「魔界窟」とも称されて、麻薬の一大消費地であったと推測される中国の上海や、朝鮮の平壌などを結ぶ路線が建設されている。
 
このような4点から、憶測の域は出ませんが、イルミナティーは、満州地域において麻薬などを栽培し、東アジア地域に蔓延させるための輸送路の確保を目的として、満州鉄道を建設しよとしたとする推測は、強ち否定できない気がいたします。

 
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(続く)