時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

ヒットラーの特別列車はイルミナティーの「野獣列車」?

 本日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。ヒトラーの特別列車についてのドキュメンタリーの製作者が、『Hittlers Steel Beastヒットラーの鋼鉄の野獣)』というタイトルを付けたことには、黙示録的な意味があると推測することができます。
 
その理由は、「鋼鉄steel」は、『聖書』の『ダニエル書The Book of Daniel』や「暴露録(黙示録)The Revrlation」に登場し、「鉄iron」を以って象徴される第四番目に来る悪の帝国を想起させ、そして、「beast野獣」は、『聖書』「暴露録(黙示録)The Revrlation」に登場する悪魔の下手人の野獣beastsを想起させるからです。
 
聖書学などにおきましては、聖書の「鉄」は、ローマ帝国を意味すると解釈される場合が多いのですが、鉄の帝国の時代に、サタンの下手人である「beast野獣」などによって、人類は壊滅的状況に陥るとされているのです。
 
そして、アドルフ・ヒトラーの軍事行動によって、確かに、ヨーロッパ全土は壊滅的被害を受け、人類の文明、洗練されたヨーロッパ文化、キリスト教世界は滅亡寸前に追い込まれ、まさに、「暴露録(黙示録)The Revrlation」に描かれた人類の終末に近い状態となりました。
 
こうした点を踏まえますと、ドキュメンタリーの製作者は、ヒトラーの背後にあるイルミナティーを意識して、『Hittlers Steel Beast

ヒットラーの鋼鉄の野獣)』というタイトルを付けたと推測することができるのです。すなわち、イルミナティーによって計画的につくられたレーニンを乗せた悪名高い「封印列車」が、その破壊力におきまして「野獣列車」であったと同様に、ヒトラーの特別列車も、イルミナティーの「野獣列車」であったと考えることができるでしょう。


 

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(続く)