時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

川崎19名殺傷事件の背後に外交問題?

本日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。川崎市における19名の殺傷事件をめぐりましては、謎は深まっているようです。新聞紙上の週刊誌の広告の見出しから、犯人の岩崎隆史容疑者は、かつてカリタス小学校に通っていた従姉妹に嫉妬して犯行に及んだと説明しているようですが、昨日、指摘した7点の矛盾は、説明されえていない気がいたします。そこで、本事件と外交との関連に注目してみましょう。
 
1)報道によりますと、上皇が、外務省職員であって死亡された小山智史氏夫人に弔意をあらわすという異例の対応を取っております(過去にこのような通り魔的殺傷事件があった際には、遺族に弔意を示すということはなかったのでは?)。
2)事件は、令和に入って最も大きな外交行事であるトランプ大統領夫妻の来日の最中に起こっております。
3)トランプ大統領も、この事件について言及しております。
4)事件の第一報は海外報道であり、英国BBC放送であったとされております。
5)小山氏は、ミャンマーロヒンギャ問題の担当者であったそうですが、ロヒンギャ問題は、フランシスコ教皇が、ロヒンギャ族擁護の姿勢で介入している微妙な国際問題であり、カリタス学園がカトリック系の学園であることとの何らかの関連が示唆されます。
6)インターネット上の情報によりますと、フェークニュースかもしれませんが、岩崎容疑者は、在日朝鮮人であるという噂があります。
7)死亡された2人のうちのもう一人の栗林華子さんの姓は、第二次世界大戦中におきまして、硫黄島の総司令官であった栗林忠道氏を想起させます。栗林忠道氏は、親米派の軍人でありながら、硫黄島の守備の総司令官を任じられた悲劇の人物であり、Wikipedia(日本語版)によりますと、「特に戦後、軍事史研究家やアメリカ軍軍人に対し、「太平洋戦争における日本軍人で優秀な指揮官は誰であるか」と質問した際「栗林将軍(英: General Kuribayashi)」と、栗林忠道の名前を挙げる人物が多い」ほど高く評価されたそうです。

このような7点から、事件は、犯人の単なる嫉妬による事件以上の背景を持つ事件なのではないか、と推測することができます。


よろしければ、クリックをお願い申し上げます。


 



      
 
(続く)