時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

対馬厳原港祭りへ-韓国の友好の仮面に要注意

 二体の仏像が盗まれたまま、韓国から返却を拒まれている対馬市では、抗議の意味を込めて、厳原港祭りから”アリラン祭り”の名称をを外したそうです。地元の方も”普通の田舎祭りでいい”と語っており、ようやく、対馬に忍び寄っていた韓国の脅威が弱まる兆しが見えてきました。

 最近、朝鮮戦争の発端が、演習を名目とした韓国軍の釜山への結集であったことを知り、今さらながらに、戦後直後から、韓国の領土的野心が対馬に向けられていたことに驚かされます。1949年1月7日には、李承晩大統領が、対馬の領有を宣言し、実際に、1952年4月20日には、竹島を軍事占領したのですから、韓国の脅威は、根も葉もないことではなりません。古来、防人が置かれた対馬は、今日でも、国境の島としての地政学上、重要な位置にあるのです。近年に至り、日韓友好やグローバル化の掛け声の元で、対馬にも、韓国からの訪問客が増加したことから、親韓を基本方針に据えてきたようですが、仏像が盗まれ、マナーの悪い韓国人観光客に荒らされ、その上、韓国の地方議会が、”対馬返還要求決議”などを採択するに至っては、友好の美名も吹き飛んでしまいます。否、友好の仮面の裏で、韓国が、密かに対馬攻略工作を進めていたとしますと、これは、対馬に対する卑怯な”騙し討ち”です。

 真に友好を望む国であるならば、相手国に対して害や不快感を与えるようなことは、決してしないはずです。対馬市は、韓国側の実際の行動からその真意を見抜くべきであり、友好の仮面に、ゆめゆめ騙されてはならないと思うのです。

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