時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

英国王ジョージ4世とネオ・ユダヤ人の関係とは

本日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。ジョージⅢ世の時代におけるロスチャイルド家の英国政財界への躍進の背景には、‘ネオ・ユダヤ人’とのパイプを持っていたと推測されるメクレンブルグ公女・シャーロットの存在があったと推測することができます。そして、その影響は表面化したのは、次国王のジョージ4世の時代であったと推測することができます。
 
ジョージ4世は放蕩で知られる国王であり、皇太子時代の素行は芳しくなく、王室費の半分に相当する額と同じ金額の借金をしたとされております。その借金の貸し手は、ロスチャイルド家であった可能性は非常に高く、本年1月25日付本ブログにて指摘いたしましたように、ジョージ4世こそ、「王侯貴族にお金を貸し付けること、そして、彼らをキリスト教倫理に反する非道徳的な退廃した世界(お金のかかる世界)に引き寄せるというネオ・ユダヤ人組織の国権掌握戦略に乗せられた国王であったと言うことができましょう。
 
さらに、ジョージ4世は記録上明確な最初のフリーメイソンリーの英国王でもあります。彼の即位をもってイギリス・フリーメイソンは名実ともにイギリス社会の正統・本流的存在になったそうです。シオニストを自称するフリーメイソンの設立につきましては、よくわかっておりませんが、近世以降に成立した点を踏まえますと先祖伝来の正統ユダヤ人よりも、むしろネオ・ユダヤ人との関連を考えた方がよいのかもしれません。
 
メクレンブルグ公女・シャーロットを母に持つジョージ4世の即位によって、ネオ・ユダヤ人たちは、いよいよ英国におきまして、その勢力を拡大させていったと考えることができるのです。

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(続く)