時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

カール・マルクスは戦争恍惚師か?

今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。「マルクス」が「モロッコ」の別名であり、マルクス思想の源流がモロッコ教にあると考えますと、カール・マルクスの’役割’も、別の視点から見直す必要があります。

共産主義思想は、実は極めて、動物的・原始的な思想であって、悪魔崇拝の一表現に過ぎない可能性は、既に過去の記事で述べました。マルクス」とは、‘モロッコ神’、すなわち、‘マルクス神’が、その正体を隠しながら実行に移している、世界支配作戦のコードネームであるとする推測も成り立ちます。では、なぜ、ロスチャイルド家・サスーン家・イエズス会を中心とした「黒いユダヤ人」の国際組織は、‘マルクス作戦’を用いて、労働者階級の組織化を図ったのでしょうか。
 
ここで、「戦争恍惚師」という聞きなれない用語が想起されます。ブログ『万国時事周覧』では8月24日付の記事で、『古代ユダヤ教』においてマホメットを「戦争恍惚師」とみなすマックス・ヴェーバーの見解を紹介しておりますが、イスラムのみならず、ユダヤ社会におきましては、「戦争恍惚師」なる存在が重視されていたそうです。これは、戦時において戦闘員から理性を喪失させ、狂ったように敵兵に襲い掛かれるよう、戦闘員を催眠にかけたり、我を忘れさせることを専門とする職業です(兵士は、正気では恐怖心に勝つのが難しい…)。

戦争恍惚師は、通常、国家間の戦争において必要とされる職業ですが、ロスチャイルド家・サスーン家・イエズス会等を中心とした「黒いユダヤ人」の国際組織が、国内の一般社会に対してこの恍惚手段の応用を思いついたとしても不思議ではありません。そして、カール・マルクスこそ、これらの組織に「戦争恍惚師」として抜擢された人物であったかもしれないのです。労働者階級を恍惚状態にし、’共産主義革命’に駆り立てるために…。
 
 マルクス経済学がアカデミズムにおいて誕生しながら、知識人のみならず、経済学に興味のない一般の労働者をも革命の渦に巻き込んだ理由は、それが、知的な学説に見せかけつつ、その実、人々を暴力に駆り立てる、即ち、恍惚状態への導く単純化されたスローガン性を内包していたからに他なりません。同じスローガンやフレーズの繰り返しは、人間に対して催眠、あるいは、虐殺誘因効果があるともされています。カール・マルクスこそ、稀代の戦争恍惚師の一人であったと想定しますと、それは、明らかに政治的、かつ、周到な戦略の下にその出現が計画されていたと言わざるを得ないのです。
 
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(続く)